2015年09月16日(水)会計監査対応の実務手法

2015年08月03日  |   セミナー情報  

セミナー概要

開催日 2015年09月16日(水)
開催時間 10:00〜17:00
受講料(税込) 一般39,000円
担当事務局 実務研修センター
TEL:03-5298-5491
FAX:0120-67-2209
講師 公認会計士 大原達朗
講師紹介 青山監査法人プライスウォーターハウスにて国内外の法定監査、上場支援業務を経験し、2003年独立開業。2010年アルテ監査法人設立、代表社員就任。ビジネス・ブレークスルー大学講師、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究会兼任講師、日本マニュファクチュアリングサービス株式会社監査役。日本M&Aアドバイバー協会代表理事。著書に「1冊でわかるM&A実務のプロセスとポイント」(中央経済社)がある。
セミナー内容 ★ 監査や監査人のことをしっかり理解することが「監査を効率的に受ける」近道。ひいては監査対応に対する納得感につながる!
★ 監査人からこういう資料を要求された。その理由がわかる
★ 会社と監査人のゴールは同じ。正確な決算を開示すること
★ 決算を経験していない会計士が監査をしている!?
★ 監査人が監査においていったい何をしているのかを理解し、会社主導で監査対応を進められるよう今から準備をしておくこと。これがIFRS時代の監査で予想される混乱に対する最大の防止策!

1.監査法人の現状
2.なぜ監査を受けるのか
 ○会計監査があっても粉飾が起こるのはなぜか〜監査の限界 ・「監査の限界」、「期待ギャップ」とは ・「監査の限界」は財務諸表の作成方法と監査の方法に起因する ・「試査」の内容 ○粉飾があっても監査法人にペナルティがないときがあるのはなぜか ・「二重責任の原則」の内容 ○監査が被監査会社の依頼に基づいて行われているのはなぜか? ○監査法人の言うことを聞かないとどうなるのか〜監査差異があったとき ・限定付適正意見、不適正意見、意見付表明の3つの対応 ○監査とレビューはどう違うか ○不正を防ぐ監査 ・新監査基準「不正リスク対応基準」が導入された ○IFRS時代の監査はこうなる
3.リスクアプローチを中心とした監査の体系的な理解と対応
 ●監査計画の立案 ○リスクアプローチの概念 ○リスクアプローチ監査 ○リスクとは ○リスクアプローチを社内で活用する……決算書に重要な誤りがないかを検証するうえでも有効な考え方 ○リスクアプローチの弱点……弱点はあるものの、監査人はこの方法で監査せざるを得ない。会社に出来ることは2つ。内部統制のレベルをあげることと、固有リスクを把握すること ○監査計画を立てる ・監査方針には3つのパターンがある ・監査チームはどう構成されるのか ○監査上、ここまでであれば許容できるという基準値、「重要性の基準値」の内容〜未修正事項と比較する ○監査人が棚卸に立ち会う際に、棚卸リストから現物をチェックする場合と現物から棚卸リストをチェックする場合がある。それはこのような理由。件数は30件程度。 ○監査スケジュール ○監査意見の形成の仕方
4.個別の監査手続の理解と対応
 ○監査が終了に近づいたとき、急にスタッフの会社への質問、資料の要求が増えるが、なぜか。 ○一般的な監査手続き ・はじめの作業は前期比較 ・残高確認手続は最も証拠力の強い手続 ・将来、売上の計上基準である出荷基準はなくなるかも ・棚卸立会、ただ単に棚卸資産を確認するだけではない ・工場往査、支店往査で調べること ・監査調書の作成……会計士がパソコンに向かって黙々と作成しているものはこれ ・経営者ディスカッション ・海外子会社の監査……IFRSの影響でグループの決算期を12月決算に移行する企業が出てきている ・連結財務諸表の監査 ・開示チェック
5.内部統制監査対応の実務
 ○J-sox対応の問題点 ○財務報告の信頼性があることを示すのはアサーション ○あらためて、アサーションとは何か ○J-sox対応の全体像 ○J-sox監査対応の効率化へ向けて
6.IT監査の手続と対応
 ○IT統制監査の内容を理解するために、監査法人が想定しているIT統制の構造を理解する ○IT全社的統制、IT全般統制、IT業務処理統制の内容……監査法人のチェックリストで有効性を評価する
7.監査法人との付き合い方
 ○監査法人は何しに来るのか ○監査対応中にお茶、食事を出すべきか ○独立性に異常に気を遣う監査法人 ○会計処理や仕訳そのもの、注記の作成を監査法人に依頼できるのか ○研修の実施を監査法人に頼めるか? ○監査法人への正しい相談の仕方 ○財務諸表の作成責任は企業、補償責任は監査法人という二重責任の原則が、会計士の実力を低下させている ○監査法人をどうやって選ぶのか
8.監査に向けた準備の進め方
 ○監査に向けた準備 ・まずB/S残高が正しいことを立証、P/Lは分析やサンプリングで立証 ○分析的手続きとは ・監査法人が初日、2日目は会議室に閉じこもって出てこない理由 ・監査対応のための分析を実施する ・経営分析と監査対応のための分析の違い ○監査人が行う分析の方法を先取りすることが監査準備対応につながる! ・前期比較分析……前期と比較して増減を説明できない場合はミスを疑う ・B/S、P/Lレベルでの比較増減分析 ・勘定科目レベルでの比較増減分析 ・月次推移分析 ・オーバーオールテスト ・基本的な財務分析 ・最低限として、棚卸資産の回転期間分析、売上債権の回転率分析、仕入債権の回転率分析、原価率分析をする ・連単倍率分析……連結仕訳の誤りや子会社の抱える問題を発見できる可能性あり ・前提数値を持つ……推測の数値と実際の数値がなぜ違うのかを突き止めていくことがつまり監査対応の準備となる ・分析で粉飾もわかる ・架空売上を計上すると得意先別に売掛金の残高の増減分析をしたときに異常な残高となるところが出てくる ・会計上の見積りに関する監査対応 ・会計上の論点に関する会社の見解の監査人への示し方 ・監査人への有用性の高い資料を準備する ・事前準備をすることで結果的に監査工数は大幅に減る
9.監査を効率的に受ける方法
 ○最終的なゴールは同じ ○監査対応の役割分担 ○監査スケジュールの見直し……修正があることを見越して立てる ○監査対応ができる経理部員の育成 ○監査で必要な資料の見直し ・監査資料リストの作成 ・資料の役割を理解する……監査人が何を確認しようとしているのかを知る ・証拠力の高い資料が監査人が欲しい資料 ○監査対応の記録……前期の監査でされた質問と同じことを繰り返し聞かれないことの対処法 ○データの共有 ○監査手続の必要性を確認する ○工場、支店、営業所、海外拠点などでの効率的な監査の受け方 ○決算早期化を図る ・よく見られる決算が遅延する要因 ○連結パッケージの見直し ○監査が終わった後は問題点の共有化 ○監査初日にパートナーに来てもらう ○会社の細かい要望を伝え、監査の細かい問題も教えてもらう ○相談はできるだけ早く、悪い情報こそ早く伝える ○監査修正はまとめて入れる……修正のたびに試算表を提出していてはダメ ○監査報酬の適正化 ○監査の効率化も要望する ○納得がいくまで交渉する
10.監査人の交代
 ○監査法人の選び方 ・大法人、中法人、小法人の特徴 ・海外の関係会社が100社もある会社と2、3社しかない会社では監査を頼む先が異なる ○監査法人変更のきっかけ ・監査法人変更の理由 ○監査人交代のメリット、デメリット ○どのようにして監査人の交代が行われるのか

備考 ・受付後、受講票(会場地図記載)・請求書・郵便振込用紙を送付します。開催日直前のお申込みの場合、受講票がお手元に届かない場合がございます。別途ご対応させて頂きますので、実務研修センターまでご一報下さい。
・受講料は出来れば開催日前日までにお振込み下さい。お振込み日が前日までにできない場合、お申し込み時に備考欄等にお振込み予定日をご記入下さい。当日、現金でのお支払いも可能です。事務局までお越し下さい。
・無料クーポン券でお申込み頂いた場合、キャンセル・変更はできませんのでご了承下さい。
会場 実務研修センター
住所:東京都千代田区神田駿河台4-6  御茶ノ水ソラシティ5階
TEL:03-5298-5491
パンフレット さらに詳しい内容は、下記のパンフレットボタンをクリックしてご確認ください。
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